最近、ご依頼をいただくことが増えてきた。そのうえ、単発だったお仕事が継続になるなどありがたい状況が続いている。
それを所属しているサロンやTwitterでつぶやくと、そのコツを教えてほしいという声があったのでちょっとまとめてみた。特にコツらしいコツはないんだけど、「もしかしてこれかな?」と思い当たることがあったので書いておこうと思う。
思い当たること
ご依頼が増えたり、単発のお仕事が継続になったりすることが最近増えてきたので、そのコツをまとめてみた。
- ていねい
- コツコツ
- 前倒し
- 推敲
- 素早い返事
ていねい
あるお客さんに原稿を納品した翌日、原稿が気になって開いてみると、よーく推敲したはずなのに誤字を1つ見つけてしまった。
私はすぐさまお客さんに連絡を入れて、「誤字をみつけてしまったので修正したものを再納品させてほしい。申し訳ない」と謝って再納品した。
すると、お客さんが「誤字があることは認識していたけれども、たった1つだけだったし修正をお願いするほどではないと思ったのでこちらで修正しておいた。誤字1つで再納品させてほしいと言ってくるライターさんは初めてだ、ありがとう」と反対にお礼を言ってもらえた。
そして、単発だったお仕事が、月に10記事の継続のご依頼へとつながったのだ。誤字があったことはダメダメポイントだけど、ていねいに仕事をすることが継続につながったのだと思った。
コツコツ
クラウドワークスで、ある案件に応募してみた。テストライティングは文字単価1円だったけど、合格後のご依頼は文字単価5円と書いてあったのだ。
書きたいジャンルだったし、文字単価が高かったので応募したかったが、すでに30人以上が応募していた。応募した人のプロフィールを見るとそのジャンルの達人のような人たちがたくさん応募していて「ダメだこりゃ」状態だった。
文字単価5円は今までもらったことがなかった。でもやっぱり魅力的だと思ったのでダメ元で応募してみることにした。すると、しばらくしてテストライティングを受けるひとりに選ばれたのだ。俄然やる気になって原稿を書くことにした。
1ヶ月位してからテストライティングの判定をもらうと「合格」だった。30人の中のひとりに選んでもらえたのだ。文字単価5円で継続をもらえることになった。
これまでいろんな案件に何度も提案してきたけど、落ちることが多かった。でも、ランサーズやクラウドワークスでコツコツと応募し続け、あきらめずに何度もトライしたことが良かったのだと思う。
前倒し
これまで私は、「10日までに納品をお願いします」というご依頼をいただいても、10日に納品したことがない。必ず数日前に納品する「前倒し納品」を心がけている。
原稿を落とすことは絶対してはならないと肝に銘じているし、10年前に体調不良でまったく動けない自分を経験している。なので、どんなアクシデントがあるのかわからないため、必ず前倒しで納品するようにしているのだ。
早く納品することでお客さんは喜んでくれるし、万一、何かミスがあったとしても納期までに修正できる。前倒しはいい事だらけだ。
推敲
原稿を書き上げて、そのままPCの画面上で自分の文章を読んでいても誤字脱字を見つけることは難しい。そのうえ、ちょっとした表現の違いや同じ接続詞が連続で使われていることなど、PCの画面からは判断しづらい。
このブログの文章はお客さんに納品するものではないので、画面上でしか確認していない。きっと後で読み返すと誤字脱字のオンパレードかもしれない……。
私は納品するものは、必ず印刷して推敲している。紙に印刷したものを読むと、なぜか間違った表現や誤字脱字が目に飛び込んでくるような気がするからだ。
自分で赤入れして修正し、もう一度印刷して推敲するようにしている。
お客さんから赤入れされて原稿が返ってくるとけっこう凹む……。
素早い返事
お客さんからいただく連絡には、なるべく早く返事をするようにしている。クラウドワークスやランサーズのアプリをiPhoneに入れてあるし、ChatWorkやSlackもアプリを入れて、どこにいても問い合わせを見てお返事できるようにしている。
お客さんからは「早々のご返信ありがとうございます!」と言っていただけているので、きっと喜んでいただけているんだろう。私だって、早く返事をもらえると不安は減るし嬉しい。
まとめ
もしかすると、私がこれまで知らなかっただけで、他のライターさんはみんな当たり前のようにやっていることばかりかもしれない。でも、良い状況が続いているということは、きっとこれが正解なんだろう。
もし、継続がなかなかもらえない、お客さんが去っていくという経験をしているなら、ひとつでも試してやってみてほしい。きっと好転すると思う。
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