とりとめのない歳の話

日々つれづれ

私がライターになってもうすぐ2年になろうとする。ええ?もう2年?と思うほど早い。

私より遅くにライターになった人に構成の作り方や、文章の書き方を教えて欲しいと言われることがいつのまにか増えた。

まだまだ教えられるような立場じゃないんだけど、私で良ければと教えてあげるとすごく喜んでくれる。

若い人はみんなやる気に満ちていて、ライターから編集者になりたい、いや流行の動画編集者になりたい、インタビューができるライターになりたいと夢がいっぱいだ。

この歳になっても一応私にも夢はある。もともと好奇心旺盛な性格だし、やりたいことは尽きない。

それでも、それを実行することを躊躇するようになった。

趣味的なものは今でも躊躇なくやるんだけれど、今のライターの仕事を若い人のようにステップアップすることにためらいを感じている。

いや、仕事の質はどんどん上げていきたいとは常々思っている。編集・ライター養成講座があれば受けてみようかと今でも思う。だけど、その養成講座に私のようなおばちゃんが入ってドン引きされるんじゃないのかと悩むのだ。

数年前、ブログの書き方を教わりに、あるマーケッターのセミナーに参加したことがある。

その当時は私と同年代からちょっと下あたりの年齢層の人が多かった。が、一人だけ70代のおじいちゃんが参加していたのだ。

おじいちゃんはブログを始めたいと思って参加したのだろう。まるで子どものように好奇心に目を輝かせて講義を聴いていた。

だけど、おじいちゃんはWordpressのテーマをインストールするどころか、パソコンの使い方がまるでわからないのだ。おじいちゃんが手を上げて、パソコンの使い方を講師に教えてもらうたびに講義がそこで止まってしまう。

その部屋にいた私を含むほとんどの人はきっと心の中で舌打ちしていたに違いない。「時間内に講義が終わらないじゃないか!こっちだってお金払って学びに来ているのに!」と。

中には微笑ましく思っている人もいただろうけど、少なくとも私は舌打ちしていた。心の狭い人間だ。

今度、私が編集・ライター養成講座に入ったら、このおじいちゃんのように迷惑をかけるかも知れない。足手まといになるかも知れない。そう思うと二の足を踏んでしまうのだ。

私が心に刻んでいる、90歳のおばあちゃんの言葉がある。

「60歳のときに大好きなバイオリンを始めれば良かった。そうすれば30年も楽しめたのに」

このおばあちゃんの言葉通り、新しいことを楽しむ気持ちがあればやれないことはないのかもしれない。

前に進むために、自分にできることをやってみる。

歳のせいにして、前に進むのを諦めていたのかも知れない。90歳になったとき、「あのとき諦めないでよかった」と言えるよう、一歩だけ、いや、半歩だけでも前に出てみようと思う。

ことりえ

奈良県在住のオールマイティー型Webライター
一次情報をもとにさまざまなジャンルを書いています。

ことりえをフォローする
日々つれづれ
スポンサーリンク
ことりえをフォローする
ライターことりえのポートフォリオ

コメント

タイトルとURLをコピーしました